スタッフの小言
はじめまして(8/8)
2009.08.09
本日より私こと(ウエダ=キャップ)が出会いを頂いた方々をほぼ勝手にブログにしていくコーナーをスタート致します。
相手の方の印象やその時の会話などを公開!
ウチダさんのブログ共々よろしくお願い致します。
ーーーココからーーー
GENKI会という介護の方の集まりに定期的に参加させて頂いております。
介護職の方は思いの強い方が多い中で、この会に集まられている方々は更に熱く思いも強い方が多いです。
8月8日に岡山駅前のビアガーデンでその会は開かれました。
私の目の前で食事を取ることもなく淡々熱くとケアマネの遣り甲斐や業務について語っておられる方がいました。
その方が今回ご紹介の
株式会社創心會の大原由照様です。
現場一筋で来られ、この度ケアマネになられたそうです。
一番印象に残った言葉は「どのケアマネと関わるかでその方の人生が変わる」と言われていた事でした。
若くて熱くて志が高い!
これからもよろしくお願い致します。
代行突発セミナー。
2009.08.07

ドキドキワクワクッ!!
〜森高DH プライム初セミナーの現場から〜
いやぁ〜
すごい、森高DH。
今日のセミナーおつかれさまでした!
初セミナーにもかかわらず立派にお話されている横で、ぼやっと突っ立っていた
こんにちは、うちだです。
今日は地域予防セミナーということで、高松公民館でDHのセミナーをやってまいりました。
お口の体操やちょっと頭を使ったトレーニング。
歯の磨き方や入れ歯の取り扱い、口腔内の相談等々・・・
初セミナーとは思えないほど堂々と話すはなす。
キンチョーは一切ナシだそうです。肝、座ってます。
内弁慶ですが、わかりやすくてとても親近感のもてるセミナーだったかなっと思っています。
オツカレさんです!森高DH!!
参加していただいた皆さんにも盛り上げていただいて、無事終了いたしました。
セミナーの中で、キシリトールガムをみなさんに噛んでいただきました。
知っていましたか?
キシリトールガムって歯医者さんで売っていますよね。
そこらのスーパーよりも断然お高い。
ボトルが1,000円くらいします。
ただ、そのキシリトールは高いだけあってキシリトールの含有量が断然高いんだそうです。
キシリトールガムは1回2粒5分間。毎日7回噛むと良いらしい。
お口の中のバイ菌の栄養素を失くして、バイ菌を餓死させてしまうそうなのです。
キシリトールをオススメしたのは良いけれど、みなさん、入れ歯にガムがくっついちゃってます…。
ごめんなさい。
DHがしっかり落とさせていただきました。
最後は、セミナー恒例となりましたフエルトの歯模型と、
記念写真パチリ!

ありがとう。
2009.08.06

私が子どもの頃、近所に東(あずま)さんというお宅があり、そこにおじいさんがいました。おじいさんはいつも籐椅子で揺られていました。耳が大きく、いつもニコニコして、いつも半分寝ていました。
もとは父と同じ病院の歯医者さんでしたが、数年前に定年退職しましたので六十五歳くらいです。いまなら六十五歳は高齢ではありませんが、当時は近所でもっとも高齢でした。
この「耳の大きなおじいさん」は、「悩み事、相談事をするととても楽になり、解決が見つかる」ということで評判で、多くの人がやってきました。
私は小さな子どもだったので、実際に相談したわけではありませんが、人の話によると、おじいさんは、どんな話も黙って聴くのだそうです。
相手が笑うと、おじいさんも微笑んでくれるのだそうです。
相手が泣くと、おじいさんも涙を流してくれるのだそうです。
相手が黙り込むと、おじいさんはやさしい目で見つめて黙って待ってくれるそうです。
そして、相手が立ち上がると、抱きしめてくれるそうです。
そして玄関まで送ってくれて、相手が見えなくなるまで手を振ってくれるそうです。
相談に来た者は、最後にはみんな涙を流して、「ありがとう!ありがとう!」と感謝して帰っていくそうです。
「耳の大きなおじいさん」はどんな悩み事も、受け止めてくれるのだそうです。
あとになって私は、父親にこのことを聞くと、
「あのおじいさんはね、耳が聞こえなかったんだよ」
と衝撃的なことを話してくれました。
「えっ!どうして!どうして耳の聞こえない人が相談を解決できたの?」
と聞くと父は、
「さぁ、わからないけれど…きっと愛だったんだろうね」
と言いました。そして父は、「ボケ(認知症)がかなり進んでいた」と付け加えました。
耳が聞こえないおじいさん、認知症のおじいさん、相手の話も聞こえない、相手の話も理解できないおじいさんが、多くの人の相談事や悩み事を解決したということ。
そのおじいさんを思い出すと、いつもニコニコしている笑顔が浮かんできます。
相談者は、黙って聴いてくれること、うなずいてくれること、共に喜んでくれること、共に悲しんでくれること、それを一番に求めているのです。
***
耳の大きなおじいさん
というタイトルでこの本に書かれていました。
どのテーマも読みやすく心あたたまる話でした。
オススメ。